4/20(日)は「イースター(復活節)」です
キリスト教の教えの中でも、イースター(復活節)は特に理解しがたいと感じる方が多いかもしれません。十字架にかけられ一度は死を迎えたイエスさまが、3日後に死者のうちから復活したという出来事は、常識を超えています。「死んだ人がよみがえる」という事実に、誰もが驚き、戸惑いを覚えるのは無理もありません。
実は聖書にも、その驚きが率直に記されています。しかし、復活の最初の目撃者たちは、人々の批判を恐れることなく「イエスは死者のうちから復活された」と証言し続けました。その後、イエスさまご自身も多くの人々の前に復活した姿を現されたことで、人々は復活をますます確信しました。人間の命は死で終わるのではなく、永遠の命によみがえるという希望を与えられたのです。イエスさまの復活は、死によっても失われない喜びの中に生きるという慰めを、死を免れない私たちにもたらしました。
教会は二千年もの間、イエスさまが死者のうちから復活されたことを語り継いできました。死が支配するこの世にあって、死を乗り越えた命の希望に生きることができると証言し続けてきたのです。
「一度亡くなった方が復活するなんて・・・」と、それでも信じられない気持ちになるかもしれませんが、ぜひ一度、私たちと一緒にイースター(復活節)をお祝いしてみませんか?
(2025年4月16日)