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ペンテコステって何?

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6月5日はペンテコステ(聖霊降臨日)です。「教会の誕生日」とも言われています。
イースター、クリスマスと並んでキリスト教にとって大切なお祝いで、イースターから50日後に祝われます(ペンテコステはギリシャ語で「50番目」という意味)。

イエスさまの昇天後、ユダヤ教の五旬祭(収穫祭)の日、人々が集まっているところに、聖霊が降りました。「突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ」「炎のような舌が別れ別れに現れ、一人一人の上にとどまった」と聖書に書かれています。
イエスさまは十字架の死に渡される前、ご自分の代わりに聖霊を送ることを弟子たちに約束なさいましたが、それが果たされたのです。

人々は聖霊に満たされ、自分がまったく知らない外国語で、神さまの救いのみわざについて話し始めました。エルサレムには、世界各地出身のユダヤ人が帰ってきていましたが、物音を聞きつけて集まり、神さまの偉大なみわざについて自分の出身地の言葉で話されているのを聞き、とても驚きました。そして、使徒ペトロが立ち上がって説教し、それを聞いた人たち3千人ほどが、イエスさまを救い主と信じ、悔い改めて洗礼を受けました。

こうして「教会が生まれた」と聖書は言っています。
これは2000年以上前の出来事ですが、聖霊はいつも教会に生きて働き、その歩みを導いています。
聖霊は今日も人に働きかけ、信仰へと促すのです。

(2022年5月15日 ※写真は蕃山町教会の小礼拝堂より)

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