レントに寄せて
蕃山町教会の前庭には、クリスマスローズの花が植えられています。
正確には「レンテンローズ」という種類で、
別名「ハルサキクリスマスローズ」とも呼ばれ、
2月末から4月にかけて毎年可憐な花を咲かせてくれます(写真:2017年撮影)。
ちょうどこの時期は、教会にとって大切な
「レント(受難節、四旬節)」のときですが、
この時期に咲くことから「レンテンローズ」と名付けられたようです。
それでは「レント」とはどういう意味なのでしょうか。
主 イエス・キリストが十字架にお架かりになり、
その後三日目に復活された記念として教会では毎年
「イースター(復活祭)」を祝います。
「クリスマス(降誕祭)」と同じく教会ではとても大切な日ですが、
12月25日と決まっているクリスマスと違って
イースターは毎年日にちが違う移動祝祭日です。
「その年の春分の後の最初の満月の次の日曜日」と決められていますので、
今年2018年は4月1日がイースターです。
イースターを迎えるために、教会ではイースター前の日曜日を除く
40日間(四旬節の由来)を、主イエス・キリストのご受難を覚えて
悔い改めつつ祈る日々としてレント(受難節)を定めています。
2018年は2月14日(灰の水曜日)から、レントが始まっています。
教会の前庭のレンテンローズが満開になるときも近づき、
イースターの喜びが待たれる日々です。
あなたも、ご一緒にイースターをお祝いしませんか?