受難週
受難週は、イースター(復活節)前の日曜日から始まります。イエスさまがロバに乗ってエルサレムに入城された際に、迎え出た群衆が棕櫚の葉を振って迎え入れたことから、 この日を「棕櫚の主日」と表現します。
その週の木曜日は、イエスさまが最後の晩餐をなされた日であり、先立って弟子たちの足を洗われたことから 「洗足木曜日」と呼ばれることもあります。
そして、金曜日はイエスさまが十字架にかけられた日として 「受苦日」もしくは「聖金曜日」と呼び、イエスさまの十字架上でのお苦しみに思いをはせます。そして、イースターを待ち望みます。
受難週は、イエスさまのお苦しみを想起しながらの一週間となります。私たちの教会では、月曜日から水曜日まで早天祈祷会を行います。
また、「洗足木曜日」には、教会によっては聖餐式を行ったり、実際に司式者が足を洗ったりすることもあります。私たちの教会では、祈祷会と聖餐式を行っています。
また私たちの教会では「受難週」と呼んでいますが、教派によっては異なる呼称を用いる場合がありますが、イエスさまのお苦しみを思い起こす一週間という点では変わりはありません。
私たちの罪のために苦しみをお引き受けくださったイエスさまの愛に感謝しながら、共に受難週を歩んでいただけたらと願っています。
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2022年は、4月10日から受難週です。
(画像は http://dominica.jp/bbs/?p=2974 よりお借りしました)